電話占い師としてのデビューを目指すのなら、実際にどんな風に鑑定すればいいのか、鑑定を行う時に心がけることや注意などをチェックしておきましょう。
鑑定時に気を付けたいポイント
身の回りの環境を整える
電話占いなら相手から見えないからと気を抜いていると、実は相手にも伝わってしまいます。
電話を受けるときには身なりや身の周りの環境を整えて、落ち着いて鑑定が行える静かなスペースを確保しましょう。
また電波状況にも気を付けて待機しましょう。
「相談者様はサイトに掲載されている写真を見てそのイメージでお電話をくださっているので、できるだけイメージを崩さないように、自宅で待機する場合もお化粧をしたり衣装を着た上で鑑定を行っています。電話だからと言ってぼさぼさ頭にパジャマでは、私自身の気持ちも切り替わりませんから。某電話占いサービス所属S氏)
声のトーンに気を付ける
相談者は「ちょっと聞いてよ!」という方から、深刻な悩みを解決したいという方まで様々です。
気持ちが沈んでいる時に、「大丈夫大丈夫!」なんて底抜けに明るい声を出されても、この人本当に話を聞いてくれてるのかな?と疑わしくなっちゃいます。
話を聞くときには相手の声とトーンを合わせ、共感する心を持てると良いでしょう。
「お話を聞く時には、できるだけ優しい声で相槌を打つことを心がけています。まずはお話を聞いて、一通り落ち着いたところで鑑定をすることで、相手にも自分のアドバイスを聴いてもらいやすいので。」
話をよく聞いて必要な部分はメモをする
電話占いは1分いくらと単価が決まっているので、同じ話を何度も繰り返したり、同じ質問を何度も聞き返したりという態度は引き伸ばしと取られてしまい、好ましくありません。
きちんと相手の情報をメモし、その情報を適切に鑑定に活かすことができるようにしておきましょう。
鑑定は「当たる」ことより「心を軽くする」こと
占い師を当たる当たらないで善し悪しを判断される方もいますが、多くの悩める方が電話占いに求めているのは心を軽くすること。
占い師もそれを心がけ、真実をありのまま伝えて当てることにこだわるのではなく、相手の気持ちに寄り添ったアドバイスを行えるように心がけましょう。
きちんと休憩時間を確保する
たくさんの方の要望に応えたいという思いから、次々に鑑定を行いたいという思いがあるかもしれません。
ですが真剣であればあるほど、鑑定を一件行うたびに、身体や心は消耗しているはずです。
きちんと自分で休憩時間を設けてリフレッシュすることで、また新たな気持ちで鑑定ができるように、鑑定の合間にはしっかりと休憩をとりましょう。