電話占い師はどんな悩みを持っているのでしょうか。
デメリットを知った上で、納得して働けるようにしておきましょう。
電話占い師の悩みとは?
答えづらい相談を受ける
「恋愛の相談で相手が芸能人の場合などはトラブルの元になるため答えづらい。」
「占いサービスで禁止事項としている内容に近いものを相談される時もあるので、断り方が難しい。角が立つ言い方をしてしまうとクレームになってしまうので。」
占い師の先生からも、上記のような声がありました。
相談者からのクレーム
「顔が見えないから言いやすいせいか、当たらなかった時のクレームが辛い。罵詈雑言を投げかけてくる相談者もまれにいる。」
「鑑定が外れた場合、クレームを受けることがある。今所属しているところはそういった方への対応はスタッフの方が受けてくれるので助かっています。」
クレーム問題はどの業界でも悩みの種になっているようです。
簡単に相談できるからこそ簡単にクレームをつけやすく、また悩みが深刻であればあるほど、占いが当たらなかった時の失望が恨みに変わってしまったりと難しいことがあるんですね。
同業者の足の引っ張り合い
「占い情報サイトや占い好きな方が集まる掲示板などで、悪評を書かれてしまってトラブルになったことがあり、酷い時には訴訟沙汰になって、相手の情報開示請求をしたら同業者だったという事例があったと聞いたことがある。」
「とにかく占い師の数が多いので、人気が出るほど足をひっぱられる」。
実際に何人いるかは定かではありませんが、多いサービスでは400名以上が在籍しているなど、電話占いは競争率の激しい世界です。
その中で生き残っていくためには、相談者に対して真摯に鑑定を行い、地道な宣伝を行っていくしかないとは思うんですが、占い師の中にも嫉妬や妬みがあるんですね。
相談者側からすると、そういう人間のダメな部分は見せないようにしてほしいと願うばかりです。
たくさん鑑定することによる精神的な疲れ
「相談者の悩みが深ければ深いほど、そこに合わせて鑑定を行うので精神的に持って行かれてしまうことがある。」
「相談者との相性が良ければ良いほど相手とリンクしやすく、鑑定の精度は上がるけれど、逆に相性があまり良くないと曖昧にしか見えなかったりして、疲れてしまう。」
相談内容によっては精神的に辛いものがある、ということがあるようです。適度に自分の時間を持ってリフレッシュすることが必要になるみたいですね。
依存されてしまう
「本当にちょっとしたことでもすぐに電話をかけてくる相談者様がいらっしゃいます。私の占いを頼りにして下さるのはありがたいことですが、依存してほしいわけではありません。かと言って突き放すわけにもいかないので、せめてもっと自己を持っていただけたらと思うのですが。」
世の中には、占い師を名乗って人を依存させてお金を巻き上げる、なんていう事件もありますよね。でも多くの占い師は相談者をただ良い方に導きたいと考えて、そのために占い師になったという方が多くいらっしゃいます。
頼ってもらいたいけれど、依存はしてほしくない。そのバランスがとても難しいようです。